湯島から水道橋周辺
旧岩崎邸から春日通りを横切るとそこはもう湯島天神です。
境内はやはり学問の神といわれた菅原道真をまつっているため、来年の受験生でにぎわっています。
訪問時は七・五・三の祈祷を受ける人もおおく、ちょうど菊祭りもあったせいかかなりの人でした。
菅原道真といえば、西暦845年から903年までの59年間の生涯で5歳の時からすでに和歌をよんでいたそうです。
その後出世を続け、55歳で右大臣となり、更に57歳で従一位となった年、左大臣の藤原時平の企みにのせられた
醍醐天皇により、大宰府へと流罪になり、二年後失意のうちに健康状態も悪化し他界したそうです。
以降、道真の怨霊だと噂される出来事が多く発生し、醍醐天皇は流罪の罪を取り消し、正二位で右大臣を贈ったそうです。
しかし、その後も事件が多く発生し醍醐天皇は発狂のすえ譲位したとの話を聞いたことがあります。
当時の状況をかんがえると恐ろしいものがありますね、学問の神様と怨霊の関係はどうなっていることやら........。
湯島天神をあとに、春日通りをずうっとのぼると後楽園スタジアムです。昔、ローラースケート場であそんだ懐かしい場所です。
ここもそういえば場外馬券売り場があり、東京ドーム、遊園地、ショッピングモール等につどう多彩な顔ぶれがみられます。
右の写真は水道橋の駅への途中にある神田川ですが、もう少し風情があるとフォークソングでもうたいたくなる
のですが...........。
御茶ノ水で、楽器探しでつい途中下車してしまいました。
夕暮れにたたずむのはニコライ堂でした。
ここはロシアの修道士ニコライが布教のために1891年(M24)建設
されたそうで、その後関東大震災でドームが陥落したため1929年
修復されたそうです。
この付近の学校にかよった学生にとっては思い出深い建物とおもいます。
私も、近所の学校でしたが教会だったとはしりませんでした。
ただニコライ堂の名前がやきついています。
この付近は橋をわたると神田明神があり、又秋葉原方向へいくと交通博物館も10分足らずであるいていけます。
本日の散策はこのへんで..............
次は本所あたりから両国付近へいってみます。