台灣旅行ももう3日目になりました、本日の予定は故宮博物館
が最初です。
さすがに故宮博物館です、もう人で一杯です、ガイドさんによれば
観光シーズンでは数時間の待ち時間になるそうです。
ここの目玉はなんといっても翠玉白菜ですね、手のひらほどの翡翠
でつくられた水晶にはイナゴとキリギリスが刻まれています、昨年、
日本での展覧会で初の海外展示がありましたが、見落としているので
感激しました、本物にはなにか神秘的なものがあり、いにしえの世界
が広がってくるような気がしてきます。
それ以外にも肉形石という豚の角煮にそっくりな彫刻もすごかったですね。
まだまだ見きれない素晴らしいものがたくさんありじっくり鑑賞するには
数日間が必要ですね。
次の観光は忠烈祠です、戦死者を祀る祠ですがここでの目玉は衛兵の交代です。
日本でいえば靖国神社でしょうか、抗日戦争での死者も祀ってあるのでそれなり
に敬意を払う必要がありました。
その後は民芸品店でショッピングして昼食です、なにしろこのツアーは格安
パッケージツアーなので、ショッピングの回数がとても多いのでそれだけは
我慢しないと....
日本人のツアー客はあまり買い物をしないようです、中国からの日本への
観光客は数十万円も買い物をするのに....
昼食は台灣では有名なお店だという金品茶楼でした。
本場の小籠包は絶品ですね、といっても日本では、スーパーで売っている
物しか食べたことがないのですが、それにしても、台湾ビールとの相性は
抜群です。
レンゲの上にのせ、生姜をちょこっとのせて中のスープがこぼれないように
たべるのですが、最初はうまくいきませんが、なれると、ジュワーっとした肉汁
がたまりません。
料理はこれ以外にいろんな餃子や、温野菜などたくさんでてきて十分満足でした。
お腹も膨れ次の観光は深抗の老街の観光です、古い町並みがひろがり、観光客
に人気があるようです、ここの名物は臭豆腐だそうで、名のとおり臭いがきつく歩
いていても臭いが漂ってきます。
ガイドさんも嫌いらしく、さっさと行ってしまいます。
それにしても、なかなかの賑やかさですね。
子どもたちは日本の温泉地に昔あったスマートボールに似たゲーム
で遊んでいます、これはあちこちでよくみかけました。
玉がいっぱいとれると何かと交換できるのでしょうね、子ども達の
目が輝いていました。
日本のゲーセンよりはアナログっぽくて健康的な気がしますが...
後ろで親がみているからでしょうか...
その後は約1時間で十份に向かいます、、十份は商店街というか市内の
真ん中を列車が通り、列車が来ない時は道路になっていて観光客が
歩き廻りとても面白い場所です。
列車が近づくと、駅員が警告してふれ回るので安心ですね。
この街は天燈上げ体験でも有名です、自分の望みを書いた紙気球(?)
を空に飛ばして願いを天に届ける体験ができます。
風船の中でろうそくをつけ空気を熱して空にとんでゆく仕組みになっています。
私達もやりましたが、願いは天に届いたでしょうか....
これは十份でかったミニ天燈、振るとLEDが点滅してとても綺麗です。
10ドルなのでまあ、400円ぐらいでしょうか、連れの方が値切っていたら
ボールペンをつけてくれました、とても気さくなおじいちゃんでした。
十份をあとにして、ローカル鉄道に乗って九份観光へ出発します。
ところが、ガイドさんの手違いで、乗るはずだった列車はすでに出発してしまい、
次の列車を約50分ほど待つことになりましたが、結果的には九份の夜景を
堪能することが出来ました。
幻想的な夜景です、又、九份には千と千尋の舞台となった場所もありました。
そうです、湯婆婆の屋敷です、夜景を楽しんだ後は九份で夕食をとり、
最後の宿泊地の桃園空港の近くのホテルへ向かいます。
翌朝はもう帰国の日になります。
なにしろ、格安パッケージなので、4日目は朝の3時半起床で4時15分には
ロビー集合です。
早朝のロビーは人っ子一人いません、やがてバスが迎えに来て桃園空港
へと向かいました。
朝の5時の空港の待合室も静まり返っています。
シンガポールを午前1時に出発した飛行機が5時半に到着し、6時半
にはここを出て10時半には成田に到着しました。
たのしかった台灣旅行またいきたいな。
<戻る>