以前、訪れたことがありましたが、ふたたび葛飾をたずねました、4ケ月ぶりの散策です。
葛飾といえば柴又、柴又といえば帝釈天、フーテンの寅さんの故郷です。
柴又へは常磐線各駅停車の金町で下車し、徒歩数分の京成金町線の金町駅から乗車し、次の駅
が柴又です。
金町で下車しちょっと寄り道をして水元公園へ向かいました。
途中の道筋にある、金蓮院、左の写真は境内にあるラカンマキ、樹齢500年をこえるそうです、江戸の文化年間
に隠居した僧、十法庵敬順の残した「遊歴雑記」にも記載された名木とか。
境内の石仏もいい雰囲気でした。
その先に南蔵院があります、この寺で有名なのは「しばられ地蔵」です、道中昼寝中に反物をぬすまれた商人が奉行所にとどけ、
奉行の大岡越前守は、昼寝の場所の傍らにあった地蔵をしばり奉行所にひったてたそうで、そこから真犯人をわりだしたという
いいつたえがあり、盗まれた場所が南蔵院のそばだったことから、この寺に安置されたそうですが.....
この寺の裏にあった水琴窟、ひしゃくで水をながすと竹ずつの先からカラーン、カラーンとここちよい音がします。
ここは水元公園、大きな小合溜があり、23区内では最大の76万平方メートルの都立公園です、結婚前にデート
した記憶がありますが小さい公園だったような気がしていましたが...当時は広さはどうでもよかったのかな。
ここから金町駅までは、さすがに歩く気がしなく、バスで金町までもどります。
金町から京成電車にのり、柴又駅で下車すると駅前にあの寅さんの銅像が迎えてくれます。
体は柴又駅を向いているのですが、顔は帝釈天の参道を見つめています、きっと寅さんの残りたい気持ちを銅像の作者
は表現したかったのかな....
この続きはまた。