大分温泉とグルメの旅最終日

大分にきて3日目になりました、すっかり大分が好きになってきて帰るのが億劫に

になってしまい、しばらく住み着きたくなりそうな気がしてくる、温泉とお酒が

あれば、一日のんびりと暮すには最高な街なのです。

そんな気分で、うとうとしているとご飯できたよと起こされる。

あ〜、今日は帰る日なんだ...すぐ現実に戻されてしまった。

朝食後、さっそく温泉へ行こうという事で、またもや友人のお気に入りの鉄輪温泉

のむし湯へと行く事に。

鉄輪温泉は別府市内にあり、友人宅の大分市内からは約30分程度でいけます。

友人によれば、朝早くからやっていて二日酔いには最高とのことでした。

ここのむし湯は変わっていて石菖(せきしょう)という薬草を敷き詰めた蒸し風呂でTシャツと

短パン姿で中で寝ころび、約10分程度蒸されることで、身体の毒気(不純物?)

が抜けるそうでその後、上がり湯に入るという順番になっています。

起きがけというか、昨晩のアルコールのせいか、むし湯にはいって横になったとたん、

蒸気の熱さと、草いきれで苦しくなってしまい、早々に退場してしまいました、悔しい...

やっぱり、上がり湯でのんびりあったまって入るのが性にあっているのかな...

風呂から出たあとは、のんびりと鉄輪温泉街を散歩、朝の温泉街は静かで

のんびりとしていてとてもきもちがいい。

旅芸人のドサ回り興業の看板もあってすっかり旅情気分にひたれます。

足湯ではなく、足むし湯がありました、足を入れて、そこに木のふたをして足を

蒸すそうですが、足湯とはまた違って、じんわりと身体があったまっていいそうです。

時間がなかったので今回は見送りでした。

別府温泉街を散策してから、いったん友人宅へ戻り、帰りの準備をしました、

友人からはおみやげだと、地元の焼酎とアジ、鯖の干物までもらってしまい、

いたれり、つくせりでもうしわけない気分でいっぱいになりました。

 

帰りのフライトは19時なので、それまであちこち見学という事でまず、別府の

高崎山自然動物園でお猿さんの見学です、ここは最近、だいぶ世間を騒がせましたね、

C群のボスザルのベンツが行方不明になったり、復帰したり、最後は死亡宣言がでて

しまいました。

行った時はちょうど午後1時になる前で、ちょうどC群とB群が交代する時間でラッキー

でした、ほぼ午後1時にC群に餌をあげ始めそれと同時に一斉にB群が山からえさ場

に一気におりてきます、C群も同時に山へと駆け上がっていきます。

よくこれだけ餌ずけをしたものだと感心しました。

こんな可愛い子猿もいました、オイと云うと、こちらを向くそうで呼んでみると、

やっぱりその通り、こちらをむいてくれます。

高崎山自然公園のとなりに「うみたまご」という水族館があります、ついでに

そちらも見学です。

入場料は1,890円と高めですが、いろいろイベントやらで楽しむ事ができます、

これはイルカショ―、すごい跳躍力ですね、イルカショーは鴨川シーワールド

や八景島シーパラダイスで散々見てきましたが、こちらは、ちょっとスケール

が小さい感じですね。

大雨の中、傘をさしての見物でしたが、水しぶきをいっぱいあびて、すっかり

童心に帰った気分でした。

くらげがライトアップされていてとても綺麗におよいでいました、幻想的な感じで

いいですね、癒し系ですか...

 

最後に、ホントに最後の温泉へという事で、明礬温泉を訪れました。

ここは、明礬温泉の明礬湯の里です、地面から湧き出る温泉に三角屋根

の湯の花小屋があり、その中で入浴剤の湯の花を作っていました。

おみやげに湯の花を買いましたが、ガス釜の損傷が気になりまだ、未使用

のままです。

入った温泉は湯の花小屋の上にある、「明礬湯の里」という所です、内湯より

露店風呂のほうが数倍大きく広々としています。

温泉の色は白く、つるつるとして身体が温まります、でたり、はいったり、

ねそべったり、のんびり、のんびりとやすらかな気持ちにひたれました。

ここが、温泉の入り口です、湯上りは、湯けむりサイダーでほてった身体を

冷やします、ちょうど飲みきりサイズでからからの喉に潤いを戻してくれました。

温泉もたっぷりつかり、おいしい物も一杯たべ、おみやげももらって友人

には感謝です、あげくに空港まで送ってもらい、夕食までつきあってもらいました。

友人は車なのでノンアルコールビールしか御馳走できませんでしたが、

最後に大分B級グルメのとり天ぷらをつまみに乾杯!

友よ!今度、上京のときは目一杯ごちそうしますからね....

なんていいながら別れました、なんか別れは寂しいな...

 

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