御行の松から鴬谷駅方向へ10分弱ぐらい歩くと法昌寺 があります。

 このお寺はほんとに狭い境内ですが、こんなお地蔵さまがありました。

 読みにくいかもしれませんが、彫ってある字

 は「めいわくかけてありがとう たこ八郎」と書いてあります。

 元プロボクサーで、引退後コメディアンになった人でしたね。

 どこかさびしいイメージが残っているような人だったかな...

 死後、赤塚不二夫さん、山本晋也さん、由利徹さんが

 故人をしのんで建てたそうで、この言葉は彼の座右の銘で、病気で友人宅

 を泊まり歩き友人に語った言葉だそうです。

 

 

 

 

 

 

法昌寺の表通りの一軒家、こんな家がのこっていました。

 

 

道路際のアジサイもきれいでした。

そこから、鴬谷駅をすぎ、凌雲橋をこえると寛永寺の霊園になります。

霊園の中は立ち入り自由なのゆっくり散策もいいものです、といってもお墓ばかりですが...

 

左は霊園内の徳川家霊廟のまえの灯篭すべてに葵の紋が刻まれていました。

右は「厳有院霊廟勅額門」、厳有院は徳川家綱の院号だそうで、立派な門で、重要文化財のわりには、すぐそばまで近ずく事ができました。

  

同じ霊園内のこちらの門は「常憲院霊廟勅額門」、常憲院は徳川綱吉の院号だそうで、こちらの門のほうが威厳がかんじられます。

こちらも重要文化財ですが柵がありそばにはちかずけませんでした、勅額門は天皇の直筆の額を受け賜わった門の事だそうで

国内に3ヶ所(?)しかないそうで、唯一2ヶ所が近くにあります。

この霊廟の奥には大河ドラマで有名となった徳川家定と篤姫の墓所があるそうです。

右の写真は寛永寺境内のお地蔵様です、寛永寺をじっとみていますが、何を思っているのでしょうね。

今日はこれで散策終了ですが、上野駅にたちよりブルートレインをみてきました。

今年、東京駅発の最後のブルートレイン「富士」「はやぶさ」が廃止されました、残されたブルートレインはすくなくなり、

さびしい限りです、ブルートレインの響きは旅愁をかんじさせ、多忙な日々から救い出してくれるような気がします。

上野駅9時15分発との事で、駅員さんに入線時刻をきいたところ、8時すこし過ぎぐらいといわれましたが、入線したのは

8時50分ごろ、一時間も上野駅構内を散策してしまった、まあ、ブルートレインをみれたので、いいかな.....

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