昨年(2014年)の11月末に以前の会社の同僚6名と九州旅行へとでかけました。

その前の年、2013年の旅行は山形でした、みんなは、酒好きで、温泉好き

のメンバーばかりです、以前の会社では「そばの会」という趣味の会があり

そのメンバーの旅行が今でも、継続して続いています。

そのメンバーも半数は中途退職も含めリタイヤし、一人は急逝してしまい

ましたが、何人かは現役なので、旅行はどうしても週末になってしまったり、

途中からの参加になってしまいます、まあ、それはそれで楽しいものですが。

今回の旅行は博多〜由布院〜大分・別府のコースです。

1名は仕事が忙しく、博多で2次会からの参加になりました、私も急に妻の妹の

急死で朝一番の火葬をすませてからの博多入りとなり結局、私も2次会からの

参加になってしまいました。。



数十年ぶりの博多ですが、以前訪れた時と違い駅前はだいぶ賑やかになっていましたが

当日は何かのイベントがあり大混雑で、駅前で待ち合わせの友人もやっと見つけること

ができました。

すでに友人達は博多名物モツ鍋を堪能してきた後で、飲むだけなら付き合うよ!

との言葉しかかけてくれません、すっかり出来上がっているようです。

一人酒もままならず、しかたなく、友人達を引き連れホテル近くの居酒家へ入りとりあえず、

食事兼と彼らの2次会となりました。



みんなはお腹が一杯とのことで、私と後から合流した友人で烏賊一杯をさばいてもらい、

塩焼きと活き造りにしてもらいました、地元のとれたての烏賊はとても新鮮でまだピクピク

と生きていました、当然ながら値段も相応ですが....

翌日は、早出でもないのですが、飲み疲れと旅疲れで全員ホテルにチェックインとなりました。

翌朝、電話で起こされ、切符を買いにいった友人からで、ななつ星が入線しているから

早く駅に来てとの内容で、早々にチェックアウトし博多駅へ一目散。

いました、ななつ星です、ニュースではよく見かけましたが、豪華でした。



優雅な先頭車両です。



個室はゆっくりと旅にひたれそうな感じでゆったりと旅行ができそうです。



スタッフのお見送りを受け展望デッキの乗客が微笑んでいました、あ〜、

一度はのってみたいな....そんな気持ちで一杯です。

それから,約30分後、私達の「ゆふいんの森」が出発します。



こちらも、貴婦人にまけず、なかなかいい雰囲気の列車です。



ビュッフェからビールを飲んで景色を楽しんでいらっしゃる方もいます、

いいですね、のんびりと列車の旅も。



私のグループはもうすっかり午前中から宴会モードになってしまいました、

しかし、ワイングラス持参というのも我ながら凄いですね!

約2時間の宴会で列車は由布院に到着し下車しました、ちょうどお昼頃

なので、蕎麦の会としては当然お昼はそばになりますね。



けっこう上品なお蕎麦屋さんでした。



結局、恵比寿ビールと冷酒のあてが蕎麦ということですか....

由布院といえば、温泉ですよね、お腹も膨らんだし、アルコールも

適度な感じなので徒歩で温泉まで行くことになりました。




ここは、温泉の色がコバルトブルーで、露天風呂が大きく、のんびりと

湯につかっていられ、浮世を忘れてしまいそうになります。



由布院の駅からは由布院岳が雲をかぶっているのがみえます、周囲に

山並みもなくひときわ目立っているのが印象的でした、綺麗な山ですね。



由布院の駅からは辻馬車での観光が楽しめますね、私達は夜の食事の

予約時間が近くなったので列車で大分へと向かうことにしました。



16:04分、大分着です、宴会の予約は17:30ですが、もう気持ちは宴会気分です、

しっかりとした足取りで予約場所へとむかっています。



大分はやはりふぐ刺しです、綺麗な盛り付けですね、味のほうもこの時期がいちばん

おいしい感じがしました。食べ方は大分ならではのポン酢の中に肝をつぶしタレにつけ

食べます。



刺し身はもう二点、関アジと関サバです、身が締まっていて、アジもこれだけ大きいと

アジとサバの区別がつきませんでした、多分右側がサバかな.....



フグのひれ酒です、まったりとして、上品な甘さがり、なによりも香ばしさがたまり

ません。



〆はふぐ雑炊です、ここまでたべてくるともうお腹がいっぱいです。

このあとは友人宅へ行きちょっとした二次会になりました。



お酒は売るほどあるそうで、まったくこまらないのですが翌日はレンタカー

の運転があるので残念ながら適当にきりあげることに。



翌朝は友人が早起きしてくれ、朝食の支度が出来上がっていました、もう

感謝、感謝です。



右上のお皿は焼きあがる魚をまっています、友人宅の味噌汁は麦みそで

甘い味噌です、そこはちょっと馴染めないとこですが....

朝食後は、レンタカーを借りて臼杵までドライブです、大分から1時間弱で国宝

の臼杵石仏に到着しました、臼杵石仏は平安時代から鎌倉時代にかけて、

この地域に作られた磨崖仏です。



このあたりの、4群で59対の磨崖仏が国宝に指定されていて、この写真は

九品(くほん)の弥陀像と言われていて9対の阿弥陀如来が刻まれています。



周囲はのんびりとした風情がある田園風景が広がっています。

こんな風景をみていると、さすが九州は神話の発祥の地である事

が伝わってきます。

平安、鎌倉の時代の空気が残っていた臼杵を後にして、別府へと向かい

ました。



ここは、足湯ではなく、足蒸し湯です、蓋を開け足を入れて蓋をします。



入り方は手前の板に座り、足を入れ、手拭いなどで蒸気がもれないようにして

10分程度足を蒸します、なかなか気持ちのいいものですよ。

別府はあちこちに温泉があり、街中に蒸気が噴き出しています。



これほど、あちらこちらで噴き出している温泉地は日本では珍しいですね。



この後は鬼石坊主地獄のそばにある鬼石の湯に浸かり、旅の疲れを

癒して帰途につく事にしました。

九州縦断2泊3日の旅も無事に終了しました、ただ最後に友人が機内にビデオ

を置き忘れ慌てて機内にもどっていった姿がなんともいえませんでした。

次回は北陸旅行がいいななどと言ってわかれました。

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