先日、新聞配達店の抽選に当たり、浅草東洋館の無料招待券をもらい
いそいそとでかけました。
開場11時半というので様子見がてら早めに行ってみると、10時半です
でに長蛇の列ができていて、無料招待券の方は並ぶのだという。
当日券を買う人はすぐ入れるらしいが買う人はほとんどいないようです、
やっと開場時間となりエレベーターで4階へいくと、なんとか空席があり
一安心、ほとんどが招待券の人のようです、真ん中付近の数十席は
ツアー客専用席とあり、なんとなくこの劇場のシステムが理解できました。
途中買い求めたお弁当をたべながら初めての寄席見物をしました。
ほとんどの芸人さんはしらない人ばかりでしたが、何人かは記憶があり
ます。
この人たちは歌謡漫談の「めおと楽団ジキジキ」女性の方がピアニカを
おでこで演奏するのが特技で、芸は身を助けるを地でいってます。
次の人達も歌謡漫談の「東京ボーイズ」なかなか味のあるしゃべりでひき
つけてくれます、「謎かけ問答」がたのしませてくれました。
この人は立川左団次さん、もちろん団志門下でお弟子さんは立川談奈さん
一人、弟子嫌いとかで、なかなか入門が許されず、やっとお弟子さんになれ
たそうです、又、談奈は左団次さんの最初の芸名です。
左団次さんの芸風はひょうひょうとした語り口で正統派の落語、なかなか
渋い落語を披露してくれました。
取りは「灘康次とモダンカンカン」です、1958年結成というので古いですね、
右から三番目がリーダーの灘康次さん、なんと1929年生れの84歳です、
途中意味不明な言動もありましたが、お元気でした。
16時15分、やっと終了です、入場券を買えば2500円です、充分楽しい
時間を笑いとともに過ごせました。
夕食には時間もはやすぎるので、浅草寺へお参りして、ぶらぶら散歩、
いつきても見飽きない風景、浅草はやっぱりしっくりきます。
力道山没後50年記念興業のポスターがありました、その下の
ポスターはオリンピック開催決定のポスターのようですが、浅草は
こんなところがいいですね。
初音町の飲食店からおじいちゃんがでてきました、もうできあが
ちゃったのかな、はやい...
浅草の夕暮れ、こんな灯りがつくのは知りませんでした、灯りは
ぼんやりともりゃいいかな。
浅草を一世風靡した芸人さんが道を照らしてくれてますね。
水の江瀧子さんです、こんなに美人だったんですね。
これから軽くのんで帰ろうとおもいます、平日でもけっこう人がいますね。
それぞれのお店で呼び込みもいろんなスタイルがあって楽しいですね。
けっきょく、呼び込みなしのお店に入る事にしました、浅草といえば、
やっぱりモツ煮込みでしょう、味がしみ込んでいてとても、
モツが柔らかい、ネギもいい感じで、けだるい甘さを消してくれます。
次はボンジリ、歯ごたえがあって、脂肪がたまらない、レモン塩
がさっぱりとさせてくれます。
ほろよい気分になりました、ここは雷門前の交差点、地下鉄は
もうすぐです。
2013年10月7日記