2013年、今年の夏は異常な暑さですね、暑さに似合う街といえば浅草ですか、というわけで銀座線にのり浅草へとでかけました。
浅草が終点の東京メトロ銀座線、昨年の2012年4月から新型車両が投入され車体色がレモンイエロー色になりました、
地下鉄銀座線は1927年に東洋で初めての地下鉄として上野〜浅草間を走ったそうで、その当時の色だった黄色をモチーフにしてデザインされたそうです。
のりごこちはカーブでのギシギシ音がなくなったような感じです、あの音がすきだったんですけどね。
地下から地上に上がると、一番目につくのが、吾妻橋から川向うに見える、アサヒビールのスーパードライホールです、最近はやっとなじんできた感じ
がしますが、できた当初からもう24年になるんですね、4半世紀近くです、まだ、何となく違和感は残っていますが、それが浅草のいいところかもしれません。
仲見世へ行く途中にあった「「浅草ジンタ」の看板、三遊亭小遊三さんが命名した浅草拠点のロックバンド、ご興味のある方はyoutubeで検索すると
なかなかユニークな曲がきけますよ、「蒲田行進曲」あたりがお勧めかな、右の写真は、おなじみ木馬館、大衆演劇は根づよいファンがいます、私の
妻もすきなようです、昔の旅役者の暗いイメージはありません。
道路一杯に並べられた傘、こんなに天気がいいと売れるのか心配ですが、それにしても歩きにくい。
ラムネ屋さんは堂々と露天禁止の看板の横で販売中です。
ここは、浅草公会堂、入り口前はスターの広場になっています、1979年から大衆芸能に貢献されたスターの皆様、約290名の手形と
サインのプレートがずらっと並んでいます、ミニ版ハリウッドでしょうか....
訪れた日は競馬はお休みなのでJRAの看板を楽しんでください。
浅草公会堂裏にある昭和レトロの洋食屋さん「べル」
の窓に飾られたプロマイド。
プロマイド屋さんのマルベル堂さんは新仲見世
通りにあります、今、プロマイドといっても理解して
くれる人はきっと、すくないでしょうね。
伝法院通りにあったポスター、創作舞踊だそうで、この場所によく似合っています、同じく伝法院通りを歩くカップル、組み合わせはなんというか....
下町の洋食屋さんで有名になった「ヨシカミ」さん、昭和26年創業で、この建物は昭和35年に建てられたそうです、味はレトロっぽいといえばそんな
感じのハンバーグでですが、値段は浅草にしては少し高めかな....
右のお寿司屋さんは、「金寿司」さん、昭和初期からやっているそうで、このお店は昭和25年に建てられ、池波正太郎さんが、よく通った
お店だそうです、そんな宣伝臭さは建物からは感じられない、ごくごく普通の昔ながら古いお寿司屋さんという雰囲気が感じられました。
浅草ほど和服の似合う街はないような気がしますが、携帯で話しながら歩く若者は結構いい感じです、夫婦連れのお二人はこれから
どちらへいかれるのでしょうか。
ここは、初音小路飲食店街、人通りが少ないようですが、お店は開店しています、私の父もよく一人で上野、浅草と飲みに行っていましたが、
こんな感じでのんでいたのでしょうか、懐かしいような複雑な思いがしてきました、一度ぐらいは二人で場末の飲み屋で飲んでみたかった....
少し離れた裏通り 、お姉さんの呼び込みにつられて入りかけ
ましたが、もう少し涼しい頃に連れを探しておじゃましまする事にします。
ホッピーをぐっといっきに飲みたかったのが心残りかな。
日中の暑さも少し和らぎはじめ、浅草寺のライトアップも始まりました、雑踏から離れて地下鉄へ向うと、浅草駅の表示灯が
なかなかいい雰囲気で迎えてくれます。